電力自由化最新情報

順番待ち!スマートメーター設置が間に合わないとどうなる?!

電力自由化の時代、電気メーターは、スマートメーターと呼ばれるものに切り替わっていきます。


スマートメーターは、通信で30分ごとに電力使用量を電力会社に送る機能がついているメーター。電気の検針は、不要になりますし、細かな電気の使用状況が分かり、そのデーターをいろいろと利用できます。


東京電力管内では、2700万世帯のスマートメーターの切り替え工事(スイッチング工事)が必要。20年度末までに、工事を終わらせる予定となっています。


20年度末までなら、まだまだじゃん...という話ですが、これは、東京電力の電気をそのまま使う人の話。東京ガスの電気など、新たに参入してきた企業の電気に乗り換えるときは、まず、メーターをスマートメーターに切り替えなければいけません。


そのため、新電力と契約した人には、優先してスマートメーターの切り替え工事をしているわけですが、工事が順調に進んでいなくて、新電力開始の4月に間に合わないケースも出てくるようです。


【スマートメーターの取り付けが間に合わなかったら?】


新電力会社と契約しているのに、スマートメーターの取り付けが間に合わない...この場合どうなるんでしょう。


実は、電力使用量の計測は、今までの電気メーターで代用できちゃいます。新電力に変えても、どれだけ使ったか分かるんですね。じゃあ問題無いじゃん...という話ですが、電力会社側にすると問題ありだったりします。


電気は、ためておくことができません。そのため、電気の需要と供給を一致させ、バランスをとる必要があります。


バランスがとれない場合、東京電力などから不足の分の電力を買ったり、余っている分の電気を売って、バランスをとる仕組みになっています。この時の料金を、「インバランス料金」といい、新しく参入した企業が払わねばいけません。


スマートメーターがついていないと、需要と供給の一致ができず、イバランス料金がいくら発生するのか想定出来ない事態になってしまいます。


新規参入してくる企業にとって、出だしにこれは、怖いですね。イバランス料金で傾く会社も出てきそうです。


電気を使うユーザー側は、旧電気メーターで代用できるとのことなので、あまり損害はないでしょうか。


スマートメーターを利用したサービスを受けるのは遅れますが、今までどおりの状況なので、そこまで不都合はないはずです。


【スマートメーターの取り付け申し込みの現状】


東京電力エリア、2016年1月末の段階で、スイッチング工事を申し込んだのは、3万3000世帯。この内、工事が完了したのは、6100世帯。全体の18.4%...遅いペースですが、全てで3万3000世帯なら、4月までに、間に合うかもしれません。


ただ、3万3000世帯というのは、確定じゃないんですよね。4月が近づくにつれ、この数は、どんどん増えていきます。


2月12日の段階では、9万世帯!2週間で3倍近くになっています。業者いわく、「予想以上にスイッチングする世帯が多く、メーターの製造も逼迫している」とのこと。作業員の数にも限度があるし、物理的に無理そうですね...


はじめから、作業員確保しておけばよかったのに...と思っちゃいますが、需要がない...切り替える人が少なかった場合無駄になっちゃいます。


何の商売でも一緒かもしれませんが、新しいことが始まるときは、トラブルはつきものです。電力自由化は、大きなトラブルが無く、スタートして欲しいですが...


関連ページ

電力自由化を控え大型石炭火力発電所の新設計画容認!
東京ガスの「キャプテン翼」ならぬ「副キャプテン自由化」とは?
「楽天エナジー」を展開している楽天は電力自由化に参入しない?
経済産業省が電力自由化の集中相談窓口開設!日時は?
電力自由化キャラバン開始!電力自由化キャラバンって何?



↓人気の無料診断サービス


でんくまくん

電力自由化(基礎知識編)

 

電力自由化(応用知識編)

 

大手電力会社情報一覧

 

新規参入の電力会社一覧

 

電力自由化最新情報

 

電気料金節約で省エネ!

 

格安SIM比較