電力自由化最新情報

新電力EXPO2016で展示されている未来の技術

電力小売りの自由化を控え、「新電力EXPO2016」なるものが開かれています。期間は、2016年1月27日から、1月29日まで。場所は、東京ビックサイト。今回が2回目のなかなか大きなイベントです。


テーマは、「始まる省エネの新展開!~デマンドサイドからトータルマネージメントへ~」。中身は、簡単にゆうと電力関連のビジネスの展示会です。新電力の最先端が分かる場所ですね。


ちょっと気になる展示を紹介しましょう。


シオン電機の直流電力合成装置「エコミノール」


電気というのは、発電時は、直流電力。これを交流に変換して送電し、電気製品がつかえるように、内部で再び直流に変換して使っていたりします。


変換して、変換して使用。この時、一定量の電気が無駄になっていまいます。(送電ロス)省エネが叫ばれている今、これではもったいない。つくった電気は、100パーセント有効に活用したいところ。


その送電部の核を担うのが「エコミノール」。今年にも発売するそうです。電力の自由化で業界は、大きく変わります。直流給電という新たなマーケットが生まれ、どんどん広がっていくかもしれないですね。


リチウムの半額の蓄電池

太陽光発電機を設置している家なら分かると思いますが、電気は、ためておくことができません。昼間発電した電気を夜使えれば、完全に自給自足の生活ができるわけですが、それができないため、昼発電した電気を売って、夜は、電気会社から電気を買っていたりします。


自給自足ができるためには、蓄電池の技術の進化が必要不可欠。太陽光発電に限らず、一家に一台蓄電池があれば、夜の安い電気をためておいて、昼間に使うなんてことができます。電力会社も発電量がおっつかないなんてこともなくなるでしょう。


この蓄電池、新電力EXPO2016では、米Firefly社が、カーボンフォーム蓄電池というものを展示しています。


この蓄電池の売りは、コスト。リチウムバッテリーの半額程度で提供できるようです。半額というのは、すごいですね。蓄電池は、高いものなので、安いほど助かります。今後量産化が進めば、さらにコストダウンもできるとのことです。


ちなみに、カーボンフォーム蓄電池の寿命はリチウム蓄電池並です。問題なさそうです。一家に一台、安くて、性能のいい蓄電池なんて時代も近いのかもしれません。


太陽光パネルをドローンが点検


柳井電機工業が、「YANAI solar copter」というものを展示しています。


これは、ドローンにサーモカメラが取り付けられていて、ソーラーパネルを上空から撮影できるというもの。


ソーラーパネルの確認に、ドローン使うの?!...屋根にのぼってみてみれば...という話ですが、家庭用ではなく、企業のソーラーパネルです。


ソーラー発電所なんて、パネルがずらーとすごい数並んでいます。それをいちいち目視で確認していくのは1人では無理だし、かなりの時間がかかっちゃいます。


ドローンを使えば、必要なのは、オペレーター1人だけ。作業も1日で十分です。すごく効率的ですね。その上、目視で確認できないようなパワーコンディショナーの不調も発見できます。


ソーラー発電所の上をドローンが飛びかうのもそう遠い日ではありませんね。


ちなみに、ソーラーパネルがおかしくなる原因ですが、鳥がフンや石を落して、パネルをおおってしまったり、破損することが多いようです。


鳥のすることは、防ぐのが、むずかしいところ。ドローンの監視が必要ですね。


余剰発電を水素で貯蔵


水素エネルギー社会の実現を目指しているフレイン・エナジーという北海道の会社があります。この会社が、「有機ハイドライド化による水素の貯蔵方式に関する展示」をおこなっています。


水素は気体にすると容積が大きくなり、液体化するには極低温状態を保つ必要があるという保存には、やっかいな代物。


これをトルエンなどを使い、水素化合物にして貯蔵してやろう...というのが、「有機ハイドライド化による水素の貯蔵方式」です。水素を物質にして保存というのが面白いですね。


水素を使いたいときは、脱水素装置を利用して、水素を取り出すことになります。


さて、水素が電気にどう関係してくるかですが、水は、電気分解することで、水素が発生します。フレイン・エナジーは、発電所の余剰電力をつかって、水素をつくり、有機ハイドライドとして、保存するという使い方を想定しているんだそうです。


余剰電力をためておくには、普通バッテリーを使うしかないわけですが、水素にして保管しておくのは、発想の転換ですね。水素も同じエネルギー。電気を水素に変換したという感じでしょうか。


水素のエネルギーが定着したら、広まっていく技術かもしれません。


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