電力自由化(応用知識編)

電気の基本料金が変わる?!SB契約と実量契約の違い

電力自由化に合わせて、電気の基本料金の決定方法も変えることができるようになります。電気代には、使用した分の電気の料金以外に、基本料金がくっついてますね。この料金の決め方です。


基本料金は、たとえその月まったく電気を使わなかったとしても支払わなければならないもの。できるだけ安い方がいいですよね。


電気の基本料金は、使える電力の最大値を「契約電力」として、kW単位で単価を決めています。契約電力の決め方ですが、実はこれには4種類あります。


負荷設備契約と主開閉器契約とSB契約と実量契約。聞いたことがない、難しい言葉が並んでいますが、それぞれについて簡単にみてみましょう。


●負荷設備契約
電気機器の容量を合計したものに、一定係数をかけて契約電力を出します。全ての機器が、24時間フル稼働することが前提。工場、オフィス、コンビニなど、長時間設備をフル稼働してするところが、有利になる契約です。


●主開閉器契約
主開閉器...、ブレーカーの容量に基づいて、契約電力を決定する方法。たくさんの機器があっても、、同時に使わない場合に有利な契約です。

ただ、決めた容量、定格電流値を超えると、停電になる可能性があります。停電での影響が大きい場合はさけたい契約です。


マンションのエレベーターなんかは、連続して動いているわけではないので、主開閉器契約の方が、お得だったりします。


●SB契約
SBとは、サービスブレーカーのこと。60A以下のアンペアブレーカーです。この容量に基づき電力を決定する契約です。


●実量契約
過去1年間、各月の最大需要電力(デマンド)から、契約電力を決める方法です。冷夏であまり冷房を使わなかった夏をはさんだりすると契約電力が下がる可能性があります。


過去の自分が使った電気から契約電力を決めるので、必要以上に大きくなることはありません。非常に合理的な方法ですね。


この4つの契約、関西、中国、四国、沖縄以外の、家庭向けは、SB契約、サービスブレーカーの容量で決める方式が一般的でした。(関西、中国、四国、沖縄は、実量契約)


電力自由化になり、スマートメーターが導入されます。スマートメーターを使うことにより、SB契約だった地域も、実量契約が可能になります。


電気会社によっては、実量契約の料金プランも出てくるでしょう。これにより、電気代が安くなる人は、しっかり見極めて乗り換えたいところです。


実は、すでに企業、自治体が利用している高圧の電気料金と託送料金には、実量契約が適用されています。


企業、自治体でも基本料金は下げたいところ。毎月の最大電力を抑えるために、節電対策をしていたりします。


家庭でも同じですね。たくさん電気を使うと、そこから1年、基本料金が上がってしまいます。電気の使用量を管理。使いすぎそうな月もなるべく抑えて...。節電意識が高まりそうですね。


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