電力自由化(応用知識編)

家庭での消費量がアップ?!現在の日本の電気・エネルギー事情!

電力自由化がはじまる、現在の日本の電気、エネルギー事情がどうなっているのか、いろいろみてみましょう。


現在の日本は、家庭でのエネルギーの消費量がアップ!


日本は、昔と比べ、家庭でのエネルギーの消費量がアップしているんです。1990年と2012年を比較してみましょう。


1990年に産業が50.3パーセント、運輸が23.2パーセント、業務が14.6パーセントで、家庭が11.9パーセントという割合だったのが、2012年は、産業が42.6パーセント、運輸が23.1パーセント、業務が20.0パーセントで、家庭が14.3パーセントになりました。

※平成23年度エネルギー需給実績(資源エネルギー庁)より


家庭の割合が、11.9パーセントから、14.3パーセントに。20年で約1.3倍に増えています。単純に1.3倍電気を使うようになったということ。結構多いです。


どうして家庭でのエネルギーの消費量がアップした?


省エネ家電20年前に比べてどうして、家庭で電気の使用料が増えたんでしょう。その理由は、2つあります。まず1つは、家庭の電気機器の保有台数が増えたということです。


電気をたくさん使う家電では、エアコン。1990年、一世帯辺りの保有台数が約1.1台だったのが、2010年には、約2.6台になっています。


居間、応接だけにあったのが、一部屋一台とかありますからね。エアコンの台数が増えればそりゃあ電気の使用料は増えます。世の中が裕福になったということでもありますが...


後は、20年前にはなかった電気機器が普及したということもあります。例えば、パソコン。1990年、一世帯辺りの保有台数が約0.1台だったのが、2010年には、約1.2台です。


1990年ごろにもパソコンは存在していましたが、値段も高く高嶺の花。使い方も難しく、ごく限られた人が所有しているアイテムでした。最近は、スマホにその地位をとってかわれれつつありますが、大抵の家に一台はありますね。


あとは、DVDプレーヤー。1990年は誰も持っていません。というか、DVDが存在してないですからね。今は、一家庭約1.2台。ただ、1990年の頃は、ビデオデッキがあったはずで、それが移行して
DVDプレーヤーになったと考えると、電気代自体の変化はそれほどないのかもしれません。


DVDプレーヤーのように、1990年にはなかったのに、今は増えた機器があります。電気機器というイメージではありませんが、電気を使っています。それは、温水洗浄便座。便座を温めるのと、温水をつくるのに電気を使います。


1990年、一世帯辺りの保有台数が約0台だったのが、2010年には、約1台。電気の使用料アップの要因になっていますね。


もう1つの理由が世帯数が増えたということです。人口も増えていますが、それより世帯数のアップです。


1990年、約4,067世帯だったのが、2010年約5,184世帯まで増えました。家族が1つの家に住んでいるより、2つに別れた方が、トータルでみると電気の使用量が増えてしまいます。


祖父母とは、別居。お父さんは、単身赴任。子供は、下宿で一人暮らし。なんて場合もあるかもしれません。


今後どうなるかということですが、省エネ家電の開発も進んでいますし、人口も減っていくので、この辺がピークの気もします。


ただ、何か新しい電子機器が開発されて、それが普及することで電気の使用量が上がる可能性もゼロではありません。一家に一台介護ロボットなんて時代がきたら...


忘れていました。電気自動車がありました。電気自動車が主流になって、家庭で充電するようになると、使用量は跳ね上がりますね。どうなっていくんでしょう。


まぁ、電気自動車の場合、ガソリンを使わなくなるので、化石燃料の消費にかんしては、あまり変わらないのかもしれませんが...


エネルギーの供給は、ほとんどが化石燃料!


平成24年度のエネルギー受給実績をみてみると、石油、石炭、天然ガスといった化石燃料がしめる割合が92.5パーセント。原子力、水力、地熱などの非化石は、7.5パーセントに過ぎません。


化石燃料は、有限の資源。石油は、あと約42年、天然ガスは、あと約60年、石炭は、あと約122年と言われています。


東日本大震災以降の日本は、化石燃料のかわりの本命だった原子力がほぼ停止中。火力発電率アップで、発電コストが上がり、二酸化炭素の排出量もアップしています。


電力自由化、化石燃料に頼らない方向に進んでいかなければならないところですが、再生可能エネルギーは、料金割高だったりします。料金の安さのみで選ぶと、ますます化石燃料率が上がってしまうかもしれない...。むずかしいところです。


日本のエネルギーの自給率(原子力を除く)は、なんと5パーセント!


食料自給率はたびたび問題にされますが、エネルギーも食料と同じくらい大切なもの。にもかかわらず自給率はなんと5パーセントしかありません。(原子力を除く)


エネルギー資源を輸入できなくなったら、日本は終わりですね。ちょっと怖い現状です。エネルギーの自給率を増やすことも考えていかなければいけません。


日本は、火山大国。マグマ発電なるものが存在するので、こうゆうエネルギーを活用する方向にもっと研究が進めばなんて思っちゃいます。マグマは、日本の資産ですからね。


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