電力自由化(応用知識編)

日本の電気代は高い?電力自由化で安くなる?


日本でずっと生活していると、この国の常識を何の疑問も持たずに受け入れちゃったりしていますが、海外と比べてみると特殊な状況ということが分かることもあります。


他の国の電気代と日本の電気代を比べてみることにします。日本以外は、アメリカ、英国、フランス、ドイツ。主要5カ国の家庭用の電気料金の比較です。


※資源エネルギー庁が公開している「エネルギー白書2014年度版」より、単位は、セント/kWhです。


●日本は、27.7セント/kWh。本体価格が、25.9セント/kWh、税額が1.8セント/kWhとなっています。


●アメリカは、11.9セント/kWh。税金はありません。


●英国は、21.6セント/kWh。本体価格が、20.6セント/kWh、税額が1.0セント/kWhとなっています。


●フランスは、17.5セント/kWh。本体価格が、12.2セント/kWh、税額が5.3セント/kWhとなっています。


●ドイツは、33.9セント/kWh。本体価格が、18.5セント/kWh、税額が15.4セント/kWhとなっています。


金額だけみるとドイツがトップですが、半分近くは税金。単純に電力会社がとっている電気代ということで考えると日本が1位です。日本の電気代は、高いんですね。


ちなみに産業用の電気代では、この5カ国の中で日本が、ダントツ高い。ドイツの税金分をプラスしても一番です。


意外なのは、アメリカですね。家庭用、産業用どちらも飛び抜けて安い。国土が広い分、送電網を維持するのにお金がかかりそうなイメージがありますが、日本の半額以下。家の電気代が半額になれば、かなり助かるんですが、アメリカではそれが当たり前です。


日本の近くの国で見てみると、韓国の電気代が安いです。実は韓国は、アメリカよりも電気代が安いんです。ただ、原子力での発電の電力量が多いようで、値段だけでは比較出来ない部分もあります。


今後の日本の電気料金は下がる?


さて、電気代の高い日本ですが、電力自由化で電気料金は、いくらくらい下がるんでしょうか。


大阪ガスは、NTTドコモと電力小売り事業で提携しますが、電気料金は関西電力より5パーセントほど安くする方針だといっています。


イーレックスも5パーセント安い電気料金を目標にしているという話があります。


消費者にとって電気会社を変えるメリットを感じるのは、3パーセントから5パーセントの値下げから。電気代の割安感で勝負してくる会社は、このあたりを狙ってくるでしょう。


5パーセント電気代が下がると聞くとたいしたことないと感じる人もいるかと思いますが、例えば電気代が月1万円の家庭の場合、月500円、年間6000円、10年で6万円も安くなることになります。今後も電気はずっと使っていくものですから、少しでも安くなれば長い目で見た時には、かなり得できることになりますね。


電気代が安くなるときいて、2割、3割安くなるんじゃ...と期待した方、それはないでしょう。


ただ、競争相手と張り合うことで、ちょっとずつ電気料金が安くなっていく可能性はありそうですね。牛丼が300円をきったみたいに、ジリジリと電気代も下がっていってくれると嬉しいところですが...


ただ、あまりに下がって、電気の品質、サービスが低下してしまっても困ります。電気は生活にかかせないもの。今と何一つ変わらない状況で、料金だけ下がっていってくれるとありがたいものです。


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